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🔍 分析機能を活用する:目的に合わせて分析する|実戦編

6か月以上前に更新

アンケート結果を受け取ったとき、最も多い考えはおそらくこうでしょう。

「それで、私たちは何をすればいいの?」

データそのものよりもはるかに重要なのは、意思決定に活用できるインサイトです。

今回の実践編では、データスペースを活用して目的に合った迅速な分析から報告までを効率的に進める「近道」をご紹介します。

実習に使用するデータは、データスペースに加入すると誰でも受け取れるAI検索サービスに関するアンケートデータです。まだ会員でない場合は、まず登録してから一緒に進めてみましょう。


🛠 今回扱うデータと分析手法

分析段階

何をする?

どこで?

⚙️ 分析基準設定

分析の基準点を決める

変数 タブ

📈 データ分析

クロス分析で意味のある違いを探す

クロス分析 タブ

🔤 自由記述回答分析

自由記述回答を数値化して分析

テキストAI タブ

📌 データ要約

報告のための主要インサイト整理

レポート タブ


🧩 1段階. 分析基準を設定してください!

データを受け取ったら、最初にすべきことは「どの基準で分析するか」を決めることです。

この基準によって、インサイトの方向性はまったく変わることがあります。

  • 分析基準: 分析するときの基準となる項目

  • 分析対象: 実際に分析するデータ

分析基準は、調査前に立てた仮説や意味のある差がありそうな項目を思い浮かべて決めるとよいでしょう。

例えば、AIサービス利用に関するアンケートを分析するとしたら、次のような仮説を立てられます。

「🤔ユーザーはサービスごとに主な利用目的が異なるだろう。」

この仮説を検証するために「AI検索サービス」を変数リコード機能を利用して次のようにまとめられます。

  • ポータルサイト: Google, Yahoo!, Wikipedia, goo, Bing, MSN

  • SNS: YouTube, LINE, X(Twitter), Instagram, TikTok, Facebook, Pinterest

  • 生成AI: Chat GPT, Gemini(Google), Perplexity

変数 再コード化とは、簡単に言えば「データを再グループ化するツール」です。

アンケートを作るときは、回答者が混乱しないように、また仮説に合わせて情報を丁寧に集めるために設問を細かく分けます。

しかし実際に分析すると、細かすぎるデータをまとめたり、逆に再分割して見なければならないことがあります。

そのようなときに変数リコード機能を使えば、必要な基準に合わせてデータをすっきり整理できます。

使用方法

  1. 変数の特徴に合わせて名前と説明を入力します。

  2. まとめたいデータを選んでグルーピングし、望む基準に沿ってグループを作ります。

  3. 右上の [変数の作成] ボタンをクリックして変数を完成させます。

🧚 分析基準設定 tip

  • コンセプトや満足度のように「評価される項目」であれば、肯定的に評価したグループと否定的に評価したグループに分けて比較してみましょう。

  • U&A調査やブランド調査の場合は、価格帯、集団の特性、集団の規模によって区分するのもよいです。

    • 例: 「海外ブランド vs 国内ブランド」または「高価格ブランド vs 中低価格ブランド」


🔍 2段階. クロス分析で違いのあるデータを一目で確認しましょう!

分析基準を作ったら、次は集団間の差を確認する番です。

クロス分析では主に3つのツールを活用できます。

① カラーコーディング

カラーコーディングとは、クロス分析表に表示されたデータの中で、全体値に対して統計的に有意に高いまたは低い値を色で示す機能です。

使用方法

  1. クロス分析タブで、分析基準には自分で作った変数や性・年齢を、分析対象にはアンケート全体をドラッグ&ドロップで載せます。

  2. カラーコーディングは、特定集団の回答割合と全体回答との差を80%信頼水準を基準に比較します。

    • 🔴 赤: 統計的に有意に高い値

    • 🔵 青: 統計的に有意に低い値

  3. カラーコーディング結果に基づいて、分析基準ごとにアンケート全体でどんな違いが出るのか、どのような影響があるのかを簡単に把握できます。

アンケート全体を分析対象に設定する理由は、仮説があっても確信できない場合が多いためです。全体データを見ながら予想外のパターンを発見できることがあります。

データが多すぎて複雑な場合は、一部の選択肢をクロス分析から除外したり、回答数並び替えフィルターで簡単に整理してもよいです。

このように実習データをカラーコーディングすれば、人々がどんな状況で生成AIを使い、どんな状況では検索ポータルを主に使うのかを推測できます。

  • Q3: 知識習得や業務目的では生成AIの使用割合が特に高く表れました。

  • Q22: 検索ポータルを頻繁に利用する人は、ChatGPTの回答をGPTユーザーほど信頼しない傾向があります。

🧚 利用tip

  • クロス分析保存(エンタープライズプラン専用): 重要な分析結果を保存してチームと共有できます。

  • 自社ブランドのU&A調査にカラーコーディングを適用すると、

    • 重要度は高いが満足度が低い項目は優先的に改善すべき重要課題として検討でき、

    • 重要度と満足度が共に高い項目は顧客満足度は高いが市場ではさほど重要視されていない分野であり、自社ブランドの差別化ポイントになり得ます。


② 簡易

クイックフィルターは、全体データの中から特定集団だけを選んで深く分析できる機能です。

例えば、生成AI利用者のうち「ChatGPT」だけを利用する人を見たい場合はフィルターを活用しましょう。

使用方法

  1. 右側の [簡易] ボタンをクリックします。

  2. さらに詳細に分析したい設問と選択肢を選びます。

  3. 選択した選択肢の回答者数を基準に分析結果が表示されます。

🧚 利用 tip

フィルターには2種類があります。

◾回答フィルター

  • 全体集団のサンプル数自体を調整します。

  • 例: 全体1000人のうち「ChatGPT」利用者N人のデータを基準に差を示します。

◾クロス分析内フィルター

  • 全体回答数は維持しつつ、選択しなかった選択肢(回答)を非表示にします。

  • 確認したい回答だけを簡単に見たいときに便利です。


③ テキストAI

自由記述回答は消費者の考えや意見をそのまま聞ける利点があります。

しかし、これを数値化するには「コーディング」作業が必要で、多くの時間がかかります。

データスペースのテキストAI分析を使えば、最大1,000件の自由記述回答を迅速に数値化して分析できます。

使用方法

  1. テキストAIタブで [テーマ分析] をクリックします。
    ※ テーマ分析を利用するにはテキストクレジットが必要です。

  2. AIが回答内容を自動で分類し、各テーマを数値化データに変換します。

  3. 変換されたデータは、選択式設問のようにクロス分析が可能です。

    • バブルチャート画面右上の [クロス分析] ボタンをクリック

    • 変数リコードで作成した変数を分析基準に載せ、集団別自由記述回答傾向の違いをカラーコーディングで確認

🧚 利用tip

テキスト分析にもフィルターを適用すると、バブルチャートの大きさや内容が変わるので、見たい集団だけを絞って分析しましょう。


🪄 3段階. AI要約レポートで5分以内に報告準備を完了しましょう!

分析が終わったら、結果を迅速にチームと共有し、次のアクションを決めることが重要です。

データスペースのAI要約レポートは、アンケート内容を自動で整理し、PPTファイルでダウンロードできます。

使用方法

  1. 右上の [ダウンロード] ボタンをクリックします。

  2. 「レポートタブPPT」でファイルをダウンロードするか、メールで送信します。

🧚 利用tip

  • 分析基準バナーにさまざまな変数を載せて、より豊富な結果を得てみましょう。

  • AIが見落とす可能性がある部分は自分で確認して補完すると、完成度が高まります。


🚀 次のステップ: 応用編に拡張

ここまで目的に合わせた分析に必要な核心機能だけを素早く見てきました。

分析には唯一の正解がないので、状況に合わせて今日紹介した方法を気軽に適用してみてください。

進行中に疑問があれば、画面右下のアイコンからお問い合わせください。目的に合わせてアンケートを分析し、インサイトを得られるように迅速にサポートします。

データスペースにはさまざまな高度分析ツールが用意されています。高度機能を活用してさらに深く分析したい方は、続く応用編にご期待ください!

⚡ 応用編プレビュー

  • グループ間比較を精密に比較

  • テキストAIの高度活用

  • 上級手法

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